Glossyは、7月25日、プレミアビューティポップイベントを主催した。ブランドやインフルエンサーが集い、会議や少人数でのディスカッション、パネルディスカッション、ネットワーキングを行った。有意義なつながりの構築についてのスピーカーセッションでは、ブランドエグゼクティブとインフルエンサーが信頼性の高い真の方法で提携する方法とそうするべき理由について話し合った。以下にハイライト5点を紹介する。
インフルエンサーを活用することの重要性
「インフルエンサーマーケティングは、当社の最大の(マーケティング)手段の1つだ。企業が利用できる最大のツールの1つだ。なぜなら、今日では企業にとって、インフルエンサーは彼ら自身のオーディエンスにリーチするために自分のチャネル用コンテンツを作成するだけではないからだ。当社はTikTokでのデジタル広告にもそのコンテンツを使っている。小売業者とのPDPページでそのコンテンツを使うかもしれないし、教材として活用するかもしれない。…インフルエンサーはメディア企業だ。我々は彼らのクリエイティブを何度もテストしてきたが、それはうまく機能するクリエイティブだ」。
ーートゥーフェイスドコスメティクス(Too Faced Cosmetics)、グローバルマーケティング担当シニアバイスプレジデント、ソマー・テジュワニ氏
この記事は、DIGIDAY[日本版]のバーティカルサイト、ビューティ、ファッション業界の未来を探るメディア「Glossy」の記事です。
Glossyは、7月25日、プレミアビューティポップイベントを主催した。ブランドやインフルエンサーが集い、会議や少人数でのディスカッション、パネルディスカッション、ネットワーキングを行った。有意義なつながりの構築についてのスピーカーセッションでは、ブランドエグゼクティブとインフルエンサーが信頼性の高い真の方法で提携する方法とそうするべき理由について話し合った。以下にハイライト5点を紹介する。
インフルエンサーを活用することの重要性
「インフルエンサーマーケティングは、当社の最大の(マーケティング)手段の1つだ。企業が利用できる最大のツールの1つだ。なぜなら、今日では企業にとって、インフルエンサーは彼ら自身のオーディエンスにリーチするために自分のチャネル用コンテンツを作成するだけではないからだ。当社はTikTokでのデジタル広告にもそのコンテンツを使っている。小売業者とのPDPページでそのコンテンツを使うかもしれないし、教材として活用するかもしれない。…インフルエンサーはメディア企業だ。我々は彼らのクリエイティブを何度もテストしてきたが、それはうまく機能するクリエイティブだ」。
ーー トゥーフェイスドコスメティクス(Too Faced Cosmetics)、グローバルマーケティング担当シニアバイスプレジデント、ソマー・テジュワニ氏
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フォロワーの信頼を維持する
「長年フォロワーのロールモデルである自分にとって、信頼を築くことが重要だ。自分が信じていないものは支持しないので、偽りはまったくない。自分は誠実な人間だし、それが自分であり、自分が行動する方法なので、私がビジネスにもたらすマーケティング戦略は信頼のコミュニティを築くことだ。…コミュニティを構築することは(ブランドの)長命をもたらす素晴らしい戦略だ」。
ーー サラ(Sala)共同創業者、シャニーナ・シェイク氏
うまく機能するインフルエンサー向けブリーフ
「インフルエンサーマーケティングは、今日に至るまで、依然として、ブランドとしての当社にとって発見のプロセスになっている。なぜなら、あらゆることが常にすごいスピードで動いており変化しているから。…ブリーフはものすごく重要だ。我々がインフルエンサーと提携するのは、その人のコンテンツがとても気に入っているからだ。また、私が思うには、インフルエンサーはパフォーマーの中でもっとも才能のあるタイプだ。ブリーフについては、彼らが言うべきことを我々が指図するのではない。我々はインフルエンサーらのコンテンツを注意深く研究しており、コンテンツのスタイルが気に入っているから提携している。そして、ブリーフィングをするときは、既存のコンテンツから気に入ったものの例だけを取り上げている。(インフルエンサーが行っていることの)何かを変えようとしているのではない。もちろん、ブリーフにはパートナーシップのビジネス目標は含まれるが、インフルエンサーは驚くべきパフォーマンスを発揮してくれる。彼らは(ブリーフを)受け取って、それをうまく表現してくれる。その点が素晴らしいと思っている」。
ーー コサス(Kosas)創業者、シーナ・ザデー=デイリー氏
「当社は大胆なディスラプターだ。インフルエンサーが我々を導いてくれることを期待しており、文化を形作っていく。我々は文化を主導したり、指示するのではなく、文化を形作る。だが、それはインフルエンサーとともに行っているのだ。明らかに目的はコミュニティとつながることであり、インフルエンサーは日々それを行っている。なので、ブリーフは彼らにとって信頼できるものでなければならない。…我々はインフルエンサーに何をやれと指図するつもりはない。彼らは我々よりもコミュニティとつながる方法をよく知っている。したがって、我々はインフルエンサーの意見をよく聞いて、どうそれを表現するかを決定する」。
c E.L.F.ビューティ、統合マーケティング担当バイスプレジデント、パトリック・オキーフ氏
「インフルエンサーは厳密なブリーフを行うブランドに対してたじろいでしまうことがある。ブリーフとブランドが伝えたいメッセージについてブランドが協力的だと、インフルエンサーのオーディエンスにもっとも共感されるし、(オーディエンスを)ブランドに留めておくことができる」。
ーー コンテンツクリエイター、ケンジントン・ティロ氏
[原文:5 influencers and marketers on building authentic partnerships]
GLOSSY TEAM(翻訳:ぬえよしこ、編集:山岸祐加子)