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「人生も楽しみたい、ずっとカメラの前にいたくはない」:TikTokのトップスター、シエナ・メイ・ゴメス

シエナ・メイ・ゴメス(@siennamae@siennamaegomezz)は間違いなく一夜にして誕生したセンセーションだ。ゴメスが8月に自身のふたつ目のTikTokアカウントに動画を投稿すると、その視聴数は数時間で数十万回にも上り、彼女はこのプラットフォームにおける最大のスターのひとりとなった。

ゴメスは、米DIGIDAYのポッドキャストで、「3日ごとに100万回(視聴が)増えたの。ありえないわ。すごいスピードよ。8月からたぶん、10月、11月、12月までのあいだね。1~2週間ごとに(フォロワーが)100万人ぐらい増えたのよ」と語っている。

急速に盛り上がったゴメスの勢いは収まることなく、むしろそのペースは加速した。8月に動画を投稿してから8カ月のあいだに、ゴメスは自身のふたつのTikTokアカウントで合計2200万人以上のフォロワーを獲得し、ハリウッドのタレントエージェンシーであるICMパートナーズ(ICM Partners)と契約を結んだ。そしてメイベリン(Maybelline)やリーバイス(Levi’s)などのブランドとの契約を獲得し、YouTubeチャンネルを開設、自身の水着ブランドを立ち上げて、次はNetflixのリアリティ番組で主演する予定だ。

個々のコンテンツクリエイターを取り上げる4部構成シリーズの3番目のゲストとなる17歳のゴメスは、撮影した動画をオンラインで投稿してキャリアを築くYouTubeのスターを見て育った世代の代表者だ。また、クリエイターというビジネスの成熟と、ハリウッドの世界で確固たる地位を得た今日のクリエイターの象徴でもある。

ゴメスは、「もし50年代に、『ああ、アプリがあるから、これで有名人が誕生するわね』って誰かに話したら、『それってほんとに頭おかしいよ』ってなると思うわ。でも時代は変わりつつあるのよ」と話している。

以下はそのトークから取り上げたハイライトで、長さの調整と意図の明確化のために少し編集を加えている。

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TikTokで勢いを生みだすこと

私は単に1日24時間投稿し始めたの。8月にはたぶんふたつのアカウントで、合わせて150本の動画を投稿したわ。私は(ずっと起きていて)本当にイケイケで、調子に乗ってたから。私はこの急速に発達する嵐のなかにいたの。これを続けなきゃって感じでね。

YouTuberでいることとTikTokerでいることの違い

YouTuberはフルタイムの仕事ね。自分の生活すべてをブイロガーとして投稿するの。私の本当に親しい人たちのなかには、100万人単位のフォロワーがいるブイログチャンネルを持っている人がいて、彼らはいつも何かしているのよ。彼らはいつも、何もかもを動画に収めているわ。だから、(TikTokの15秒の動画は)5分から10分の動画を撮るだけで済むから、この(TikTokに投稿する)仕事はいいわね。

ワークライフバランスを保つこと

私はTikTokのコンテンツもYouTubeのコンテンツも作りたいわ。でも、自分の人生も楽しみたいから、カメラの前にいつもいたいわけではないの。いつもカメラの前にいると、とんでもなく疲れ切ってしまうわ。今はNetflixの番組の撮影も進行中だから、週の5日間のうち3日間はカメラが近くにいるの。これは多いわ。私はフルタイムのYouTuberじゃないわ。(YouTubeの)ビデオを週に2回撮ろうとしたけど、同時進行しているいろんなことがあって大変だった。TikTokの場合は、それぞれのアカウントで1日に2~3回投稿するようにしているの。質より量に重きを置くことはないわね。

[原文:How Sienna Mae Gomez turned into one of TikTok’s top stars

TIM PETERSON(翻訳:SI Japan、編集:長田真)