米DIGIDAYは、パブリッシャー136社の幹部を対象に調査を行い、サブスクリプションを拡大するために利用している戦術や、もっとも効果的な戦術について尋ねた。その結果、「メールの頻度を調整」という回答がもっとも多く、「ユーザーに合わせてサイトのコンテンツをカスタマイズ」という回答がその後に続いた。
サブスクリプションの拡大を目指すパブリッシャーにとって、最強のツールはメールだ。
米DIGIDAYは、パブリッシャー136社の幹部を対象に調査を行い、サブスクリプションを拡大するために利用している戦術や、もっとも効果的な戦術について尋ねた。その結果、「メールの頻度を調整」という回答がもっとも多く、「ユーザーに合わせてサイトのコンテンツをカスタマイズ」という回答がその後に続いた。
パブリッシャーは、サブスクリプションの登録を促すために、さまざまな形でメールを活用している。たとえば、すでにデータベースに登録されているユーザーに割引特典を提供したり、有料会員限定記事など特別なサブスクリプション製品について説明するメールを送信したりするといったようにだ。
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ただし、メールリストをほかのパブリッシャーと共有することが効果的な戦術だと答えた回答者は、全体のわずか23%に過ぎなかった。
米DIGIDAYが直近に実施したこの調査では、65%のパブリッシャーが、顧客獲得にもっとも効果的な戦術としてメールを挙げていた。自社広告を挙げた回答者は16%だった。
サブスクリプションは、パブリッシャー幹部にとって大いに重視すべき取り組みとなっている。46%近いパブリッシャーが、サブスクリプションの拡大を今後半年間に重視すべき分野として挙げていた。重視すべきと回答した人がもっとも多かったのは直販広告の強化で、64%のパブリッシャーが「大いに注力」または「最大限に注力」すべき分野だと述べている。
Shareen Pathak(原文 / 訳:ガリレオ)