NYTのネイティブアド制作部門、エージェンシー化に拍車:ネイティブアドを超えて

2014年に「ニューヨーク・タイムズ(New York Times)」のネイティブアド制作部門であるTブランドスタジオ(T Brand Studio)がオープンした。そのコンテンツは、同メディアのニュース記事と並んでも見劣りしない、派手な記事広告であった。

しかし現在、Tブランドで制作されているコンテンツには「ニューヨーク・タイムズ」のロゴはなく、掲載場所も依頼主の企業サイトとなっていることが多い。「ニューヨーク・タイムズ」は、Tブランドスタジオをマーケティングプロダクトやサービスをすべて揃えたエージェンシーとして、機能を拡大させようとしている。同社は2020年までにデジタル収益を現在の2倍となる8億ドル(約810億円)に伸ばすという目標を掲げており、これはそれを達成するための戦略のひとつのようだ。