これまで世界各国のパブリッシャーは、サブスクリプションをグロースさせるために、さまざまな試みにチャレンジしてきた。そのなかでも、もっとも有望な手段ひとつは、メール活用のようだ。本記事では、そうしたサブスクリプションにおける有効なメール活用戦略について書かれた5本をまとめてみた。
これまで世界各国のパブリッシャーは、サブスクリプションをグロースさせるために、さまざまな試みにチャレンジしてきた。
そのなかでも、もっとも有望な手段ひとつは、メール活用のようだ。ただ、フィードをまとめたリンク集とするのではなく、より深いエンゲージメントを得るために、「オリジナルコンテンツ」や「紹介プログラム」「アンケート」など、各社各様のトライアルを実施し、成果をあげている。
本記事では、DIGIDAY[日本版]で過去に取り上げた、そうしたサブスクリプションにおける有効なメール活用戦略について書かれた5本をまとめてみた。
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1. 新規獲得:ニュースレターの紹介プログラム
– サブスク媒体が注目する、ニュースレターの紹介プログラム:「過小評価されていた成長チャネル」
生き残りを目指すパブリッシャーにとって、サブスクリプションへの移行は急務の課題だ。そんななか、ニュースレターの紹介プログラムは、ペイドプロモーションと比べると、安定性の点でも、コスト効率の点でも、新規のサブスクライバーを獲得するための有効な手段となっている。 → より詳細を確認
2. リテンション向上:メールアンケート
– リテンション向上のため、 FT がメールアンケートを導入
フィナンシャル・タイムズ(The Financial Times、以下FT)がニュースレターでアンケートの導入を開始した。目的は読者にコンテンツにより定期的に触れてもらうことと、会員のリテンションを高めてもらうことだ。まだ実装から間もないが出だしは上々のようだ。 → より詳細を確認
3. 購読者の獲得・維持:メールジャーニーにフォーカス
– エコノミストに学ぶ、「読者離れを防ぐ」メール活用術:「ニュースレターはパズルのピース」
エコノミスト(The Economist)は数カ月前から、デイリー版のニュースレターを改変して購読者向けアプリのコンテンツに合わせ、扱うニュースの幅を広げている(いまも記事は同誌エディターが選んでいる)。そしてこの改変が、ニュースレターからの参照の41%増という結果を生んだ。 → より詳細を確認
4. ロイヤルティ向上:オリジナルコンテンツの制作
– 英紙・サン、メール活用で「リテンション率」68%を達成:ファンタジー・フットボールで
英タブロイド紙のサン(The Sun)が運営するゲームサイト、ドリームチーム(Dream Team)は、これまでリテンション問題に苦しんできた。これに対処するため、ドリームチームは昨夏からニュースレターやYouTubeで新コンテンツとなるシリーズ番組を制作しており、そして、いまこの取り組みが結実しつつある。 → より詳細を確認
5. コンバージョン獲得:短期集中のメルマガ講座
– メルマガ講座 に価値を見出す、パブリッシャーたちの狙い:「ブームの第2波だ」
パブリッシャーにとって、オーディエンスのエンゲージメント獲得は永遠の課題だ。その手段のひとつとして広まりつつあるのが、情報提供を目的とした、数回の配信で終了する形式の ニュースレター だ。 → より詳細を確認
Written by DIGIDAY[日本版]編集部