Google AMP 対応準備に奔走するパブリッシャー:広告収益化の約束は果たされるのか?

Googleによるモバイルウェブ高速化イニシアチブ、AMP(Accelerated Mobile Pages)は、パブリッシャー(媒体社)によるコントロールを前提としている。FacebookおよびAppleとの差別化要因について語る際、Google経営陣は繰り返し「コントロール」という言葉を使ってきたが、AMPのローンチを近日中に控え、パブリッシャーにとっての懸念は、広告収益化に関し、いったいどの程度の「コントロール」が得られるのか、ということだ。

AMPは、すべての広告フォーマットには対応しておらず、パブリッシャーの広告収益が制限されることになる。この点が、AMPの最大の未知数と言っていいだろう。Googleが先導し、TwitterやPinterest(ピンタレスト)も参画するAMP。多様なテクノロジーパートナーを引き入れ、ユーザーフレンドリーなモバイルページを展開する機会だけでなく、モバイルページ収益化のコントロールをもパブリッシャーに提供するという。

しかし、一部のパブリッシャーは、 少なくともローンチ時には、自社サイトと同程度のコントロールは期待できないと考えている(Facebook「インスタント記事[Instant Articles]」やApple「News」にくらべたらマシなのかもしれないが)。