2016年2月3日、インスタグラムは60秒の動画広告メニューをローンチ。ソーシャル上のトレンドとなっている、ストーリー性が高く、テレビCMよりも比較的長尺な動画広告が配信可能になった。
すでにインスタグラム上には、全米モバイルキャリアでシェア率2位のT-Mobileによる新しい60秒動画広告が配信されている。コンテンツ内容はカナダ出身のラッパー、ドレーク氏が出演するスーパーボール向けCMのロングバージョンだ。
2016年2月3日、インスタグラムは60秒の動画広告メニューをローンチ。ソーシャル上のトレンドとなっている、ストーリー性が高く、テレビCMよりも比較的長尺な動画広告が配信可能になった。
すでにインスタグラム上には、全米モバイルキャリアでシェア率2位のT-Mobileによる新しい60秒動画広告が配信されている。コンテンツ内容はカナダ出身のラッパー、ドレーク氏が出演するスーパーボール向けCMのロングバージョンだ。
それまで、T-Mobileは、15秒のプロモーション動画に、30秒の動画広告を合わせて配信していた。なお、インスタグラムは、3秒以降の視聴をコンバージョンとして、広告主に請求している。
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しかし、インスタグラムのユーザーには、既存の15秒動画広告の方が見慣れていることもあるかもしれない。また、ユーザーは利用できないが、広告主にはカルーセル広告を掲載するオプションもある。
動画の内容は、とあるT-Mobileのライバル企業のプロモビデオを撮影しているシーン。撮影に立ち会ったライバル社の役員3人が、ドレーク氏に料金プランに関する契約ルールを細かく説明しろと要求している。
ちなみに、Twitterも先ごろ、60秒以上も視聴可能な、スキップボタン付きのプレロール動画の実験的な運用をはじめた。同時にTwitterは、トップメディアパートナーに共有してもらった6秒間プレロールフォーマットの動画も、プレミアムコンテンツの視聴前に積極的にユーザーに展開している。
また、Snapchat(スナップチャット)は10秒の縦型動画を展開しているが、長いフォーマットの広告コンテンツ配信も開始し、ユーザーが気に入るかどうかをみているという。
Garett Sloane(原文 / 訳:中島未知代)