ピンタレスト の役割を見つけつつある、D2C 企業らの思惑:FB&インスタのコスト上昇の影で

DIGIDAY+ 限定記事 ]Facebookやインスタグラム(Instagram)と比べると、ピンタレスト(Pinterest)でD2C(Direct to Consumer)ブランドがアクセスできるユーザーベースははるかに小さい。しかし、Facebookとインスタグラムにおける広告費用が上昇し、ブランドたちはより安価なトラフィックを別の場所で探しているなか、ピンタレストは彼らのマーケティングにおいて存在感を増やしつつある。

D2Cマーケターたちによると、Facebookとインスタグラムに比べて、顧客の獲得にかかる時間はピンタレストの方が長いという。米DIGIDAYの兄弟サイトであるモダン・リテール(Modern Retail)は、7人のデジタルネイティブブランドやD2Cエージェンシーにおけるマーケターに話を聞いた。ほかのプラットフォームと比べてピンタレストでは、顧客獲得に時間がかかるのが普通だと回答したのは5人だった。平均コンバージョン時間はブランドによって異なる。たとえば、寝具ブランドのバフィ(Buffy)オペレーション部門バイスプレジデントであり共同ファウンダーであるショアイブ・カバーニ氏によると、バフィ商品を購入するに至ったピンタレストユーザーのうち20%が広告をクリックしてから1日以内に購入しており、80%は30日以内となっている。しかしFacebookでは、商品を購入するユーザーの75%が広告をクリックしてから1日以内に購入しているという。

しかし、多くのブランドがピンタレストに留まっている。40人の広告エグゼクティブを対象に行われたUBSの調査によると、ピンタレスト広告コストは過去1年に減少したと、14%が回答した。その一方で、彼らはYouTubeやインスタグラムのコストが上昇したと回答している。ブランドたちはさまざまな戦略を使って、消費者に印象を残そうと試みているのだ。多くのブランドはピンタレストユーザーたちをほかのプラットフォームでリターゲティングしている。eメール・アドレスを獲得するためにピンタレストを使っているブランドもある。コンバージョンを増やす助けとなるとして最近展開された新しいピンタレスト上のツールを活用しているブランドもある。

ピンタレスト利用の成功事例