米マクドナルドが昨年の終わりに発売した新メニュー「モッツァレラチーズスティック」。同社Webサイトの表記によれば30種以上の原材料が使用されているという。
しかし、実際に提供される際には、肝心のモッツァレラチーズが入れ忘れられてしまうようだ……という話題が、Twitterで広がっている。
ユーザーらが不満を噴出させたのは、メニュー表に掲載されたトロトロのチーズがあふれる写真と、実物のあまりの落差について。共有された画像には、まるで中身のチーズをくり抜かれたかのような、ほぼ揚げ物の衣だけにも見えるチーズスティックが記録されている。
米マクドナルドが昨年の終わりに発売した新メニュー「モッツァレラチーズスティック」。同社Webサイトの表記によれば30種以上の原材料が使用されているという。
しかし、実際に提供される際には、肝心のモッツァレラチーズが入れ忘れられてしまうようだ……という話題が、Twitterで広がっている。
ユーザーらが不満を噴出させたのは、メニュー表に掲載されたトロトロのチーズがあふれる写真と、実物のあまりの落差について。共有された画像には、まるで中身のチーズをくり抜かれたかのような、ほぼ揚げ物の衣だけにも見えるチーズスティックが記録されている。
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かつて、『チーズはどこへ消えた?(Who Moved My Cheese)』というベストセラー書籍があったが、今回のチーズ騒動について知りたければ、Twitterハッシュタグ「#wheresthecheese」を一読してみるといいだろう。
#wheresthecheese @McDonalds pic.twitter.com/zGN5oVG17B
— Dennis Guerra (@coachdguerra) 2016, 1月 28
チーズはどこだい、マクドナルドさん。
@Reachout_mcd @McDonaldsCorp new cheese sticks are perfect for the lactose intolerant #dairyfree #wheresthecheese pic.twitter.com/AeqLWOWNEG
— Lisa (@lisa_sparkles) 2016, 1月 25
乳糖不耐症でチーズが食べられない人には、マクドナルドのチーズスティックがピッタリよ。
#hoverboards that don't #hover, #mozzasticks without cheese, when will the disappointment end? #wheresthecheese pic.twitter.com/sPwcbadaww
— DerekB (@punkrockmohawks) 2016, 1月 29
ホバーできないホバーボード、チーズのないモッツァレラスティック。ガッカリ製品ってなくならないのか?
My girl got mozzarella sticks from McDonald's and they gave her them with no cheese ???? @McDonalds y'all slacking pic.twitter.com/0JD6njZeQr
— Twan (@AntoineFulton) 2016, 1月 17
マクドナルドの連中、カノジョが買ってきたモッツァレラスティックにチーズ入れてなかったぞ。怠慢だ。
米国に限らず、日本でもファーストフード商品のメニュー写真と実物の違いが揶揄されることはある。それにしても、このチーズ問題はなぜ起きたのだろうか。
米マクドナルドはこの問題について「影響を受けたのは少数の人々だ」との声明を出したものの、一方で「キッチンで焼く工程においてチーズが溶けてしまい、それがそのまま提供されたものと考えられる」という説明をつけ加えざるを得なかった。
これは同社がこれまでにソーシャルメディアから引き起こされた騒動のなかでは、それほど大したものではない。しかし、日本における「100円マック」に相当する「McPick 2」の商品展開にとっては、地味な痛手となってしまったようである。
折しも先日には、競合の米ウェンディーズと米バーガーキングが同様の格安メニューについてTwitterで告知合戦を繰り広げていた矢先の出来事となったが、この両者とも、米マクドナルドのモッツァレラチーズスティック騒動については沈黙している。
Jordan Valinsky(原文 / 訳:ワタナベダイスケ)
Image by Joseph Nicolia(CreativeCommon)