ソーシャルコンテンツをいかに販売へ結びつけるべきか? 〜米コスメブランドの事例

多くのブランド企業と同様に、米コスメブランドのアーバンディケイ(Urban Decay)は、ソーシャル上での存在感を拡大しようと模索を続けている。しかし、あまりにも多くのチャンネルで情報を拡散させるのは、逆に消費者へ断片化した体験を与えてしまう可能性も大きい。そこで、同社が導き出した答えが、2015年にローンチしたサイト「UDオールアクセス(UD All Access)」だ。

そのサイトでは、同社のインスタグラムをはじめとするソーシャルコンテンツやブログ投稿、チュートリアルやプロダクトのビデオなどがひとまとめにされ、ユーザーが簡単にチェックできるようになっている。また、同じサイト上でユーザー投稿を紹介するとともに、その関連商品を購入できる仕組みも用意した。

「ソーシャルメディアの存在は、我々にとって引き続き重要だ」と、同社デジタルインフラ担当バイスプレジデント代理のジョン・ペラースコ氏は語る。「だが、収益を得られそうな場所すべてで展開するのは、逆に商機を逸する。むしろひとつの場に集中させる方が得策だ」。