2014年10月に提供開始された、スキルアップ・ビデオテクノロジーズの動画広告ネットワーク「ULIZA Premium Video Network(ウリザ・プレミアム・ビデオネットワーク)」。その後、およそ3年が経過し、いまや日本最大級といえるほどのサービスに成長していると、同社CEOの八田 浩氏は語る。
スキルアップ・ビデオテクノロジーズ株式会社は、プレミアムコンテンツホルダーに動画配信技術を提供する「テクノロジーベンダー」だ。しかし、その一方、本業で築いたネットワークを利用した、動画広告アドネットワークを提供する「広告事業者」でもある。
「ULIZA Premium Video Network(ウリザ・プレミアム・ビデオネットワーク)」は、2014年10月にローンチされた、スキルアップ・ビデオテクノロジーズの動画広告ネットワークだ。提供開始からおよそ3年が経過し、いまや日本最大級といえるほどのサービスに成長していると、同社CEOの八田 浩氏は語る。
「広告主はおそらく、出稿先のことをあまり意識されていない。某有名動画サイトに出稿しているくらいは理解しているかもしれないが、ULIZAのことはまだ説明を擁するのが悔しい」と、八田氏。「想像するに広告代理店から広告主へ、2番目3番目に提案されるメディアブランドなので、まだまだ認知が足りない。しっかりとしたPRが必要だ」。
日本最大級のサービス
8月3〜4日にヒルトン福岡シーホークで開催されたDIGIDAY BLAND LEADERSは、ブランドマーケターとパブリッシャーの対話を促進することを目的としたイベントだ。そのなかのセッションにおいて八田氏は、ULIZAの優位性は定量的な規模と、それを生み出した定性的な価値にあると説明する。
「ULIZAは定量的規模として、2017年6月の実績で月間15億インプレッション(imp)、7億再生、4億ユニークブラウザ(UB)を達成した。この数字は、アドエクスチェンジ経由の在庫を一切含まない、当社のタグがきちんと埋まってるプレミアムパブリッシャーの在庫だ」。
事実、ULIZAの提携パブリッシャーは、約500媒体。しかも、それは、フジテレビをはじめとする全国の放送局から、毎日新聞や産経新聞などの新聞社、そして講談社や集英社などの雑誌社と、実にプレミアムなパブリッシャーの媒体ばかりだ。広告の出稿実績も累計で300社以上、国内有数のブランド企業が名を連ねる。
プレミアムなユーザー
そうしたULIZAの定量的な規模を支えるのは、視聴完了課金、インタラクティブフォーマット、リサーチ機能、ライブ動画の拡散機能など、定性的な価値(上図参照)だ。それについては、先にDIGIDAY[日本版]で掲載した八田氏の寄稿「動画広告が勃興するいま、見落としてはいけない3つの視点」に詳しい。
さらに、ULIZAの大きな特徴は、グローバルな巨大動画プラットフォームとは異なるリーチユーザーだと、八田氏は語る。基本的にユーザー生成コンテンツプラットフォームのユーザーと、プレミアムパブリッシャーのユーザーは、重なり合う部分がほとんどない。
「とあるキャンペーンにおいて当社のULIZAは、有名プラットフォームの2倍の配信ボリュームをいただいたところ、リーチユーザー数は約3.5倍獲得できた。しかも、重複するユーザーは2%しかいないという結果になった(下図参照)。そこは特に、広告主に評価されている」。
1秒毎レポーティング
いまや巨大プラットフォームに引けを取らない、日本最大級の動画広告アドネットワークに成長したULIZA。今後のチャレンジは、エンゲージメントの高い広告枠の創出、量的な拡大を見通したインフラへの投資、そして成果の計測にあるという。
「特に注目いただきたいのは、成果の計測における『1秒毎レポーティング』だ。通常のVASTでは、25%刻みでしか測定できない動画広告のレポーティングにおいて、1秒ごとにレポーティングできる機能を開発している。まだ、リリース出来る段階ではないが、データのトラッキングは開始していて、あとはアウトプットをプランニングするだけだ。これは数カ月以内には、提供開始できると思う」。
Sponsored by スキルアップ・ビデオテクノロジーズ株式会社 / ULIZA
Written by 広告制作チーム
Photo by DIGIDAY[日本版]編集部