「衝動買い」を広告で狙い撃つスニッカーズ 〜消費者の気分をターゲティング

アメリカの食品製造企業、マース(Mars)は、ターゲティング広告でさらに高度なデータを読み取ろうとしている。ユーザーの機嫌だ。人々の行動データからチョコレートを無性に食べたくなる瞬間、いわゆる楽しい時、退屈な時、またはイライラしているタイミングを、広告で狙い撃とうという考えだ。

Googleが提供するアドサーバー、DoubleCliskは、サーバーが保持するパッションポイントというデータをエージェンシーに提供している。それらは、食べ物、スポーツ、ビジネスなどのカテゴリーにおいて、ユーザーのWeb行動から取得されたデータだ。

マースは、そのパッションポイントのシグナルを変えることで、ユーザーの気分とチョコレートの衝動買いについての関連性を理解しようとした。ユーザーが楽しいのか、退屈しているのか、落ち込んでいるのか、ストレスを感じているのかという視点でパッションポイントをカテゴリー化し、状況に応じたメッセージを発信するという実験を行っている。