ラブシャックファンシー(LoveShackFancy)の創業10年目は多忙な年となっている。8月だけでも、Gapとのコラボレーション製品をローンチし、美容カテゴリーへの参入を発表した。初のフレグランスは、ニューヨークファッションウィークのプレゼンテーション兼パーティの6日前となる9月6日にセフォラ(Sephora)の店舗に登場。
ラブシャックファンシーの人気の秘密は、フェミニンで、誘惑的で、ヴィンテージ風のスタイルだ。その人気を率いるのが、創業兼クリエイティブディレクターのレベッカ・ヘッセル・コーエン氏。彼女がGlossyポッドキャストの最新のエピソードで語ったように、ラブシャックファンシーの成長戦略には「象徴的なプリントや色や感性を取り入れて、さまざまなカテゴリー、価格帯、市場において展開する」ことがあるという。
ラブシャックファンシーのGap以前のコラボ先には、ターゲット(Target)、アメリカンガール(American Girl)、ボグナー(Bogner)、フォードブランコ(Ford Bronco)などがある。また、フレグランスの次にラブシャックファンシーが取り組むカテゴリーについてはまだ明らかではない。
ヘッセル・コーエン氏は「顧客からは(ラブシャックファンシーの)ワインやシャンパン、さらにはホテルやレストランが望まれている」と、同社が最近行ったソーシャルメディアのアンケートに言及しながら述べた。「したがって、どうなるかはわからない。どれもエキサイティングで楽しく、時には意外であればあるほど良いこともある」。
以下では、わかりやすく若干編集してポッドキャストで語られたハイライトを紹介する。
ラブシャックファンシー(LoveShackFancy)の創業10年目は多忙な年となっている。8月だけでも、Gapとのコラボレーション製品をローンチし、美容カテゴリーへの参入を発表した。初のフレグランスは、ニューヨークファッションウィークのプレゼンテーション兼パーティの6日前となる9月6日にセフォラ(Sephora)の店舗に登場。
ラブシャックファンシーの人気の秘密は、フェミニンで、誘惑的で、ヴィンテージ風のスタイルだ。その人気を率いるのが、創業兼クリエイティブディレクターのレベッカ・ヘッセル・コーエン氏。彼女がGlossyポッドキャストの最新のエピソードで語ったように、ラブシャックファンシーの成長戦略には「象徴的なプリントや色や感性を取り入れて、さまざまなカテゴリー、価格帯、市場において展開する」ことがあるという。
ラブシャックファンシーのGap以前のコラボ先には、ターゲット(Target)、アメリカンガール(American Girl)、ボグナー(Bogner)、フォードブランコ(Ford Bronco)などがある。また、フレグランスの次にラブシャックファンシーが取り組むカテゴリーについてはまだ明らかではない。
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ヘッセル・コーエン氏は「顧客からは(ラブシャックファンシーの)ワインやシャンパン、さらにはホテルやレストランが望まれている」と、同社が最近行ったソーシャルメディアのアンケートに言及しながら述べた。「したがって、どうなるかはわからない。どれもエキサイティングで楽しく、時には意外であればあるほど良いこともある」。
以下では、わかりやすく若干編集してポッドキャストで語られたハイライトを紹介する。
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迅速な店舗展開
「いまは、息継ぎをしているところだ。この6カ月は店舗をオープンしていない。だが、アスペンに開店が遅れている店舗があるので、それが次のオープンになるだろう。12月にはロンドンに初の海外店を開店した。2020年以降米国では14店舗をオープンした。このことが素晴らしい点は、国中を巡ってさまざまな場所のさまざまな市場と顧客を理解することができることだ。店舗は我々のハブのようなもので、第二の家のようなものだ。いまでは、最高の小売チームと、足を運んでラブシャックファンシーを直接体験できるコミュニティがある。これはずっと私の夢だった。まさかそれが実現できるとは思ってもみなかった。2018年にサグハーバーに1号店をオープンした。多くのことを学んだ。その店舗をオープンしたときには何をすべきかまったくわかっていなかった。店で実際にいろいろなことをした。倉庫を担当したり、買い付けを行ったり、ショーウィンドウの飾りつけをしたり、母親や友人に助けを求めたりしていた。需要があるのを見て、『ラブシャックファンシーのストアのようなものが本当に実現できる』と気づいた。そして、そのときに店舗を成長させるための適切なチームを築き始めた」。
『バービー』以前のピンクへの傾倒について
「ピンクは気分をアップしてくれる。楽しくて、楽観的で、元気にあふれている。それは、実際にはひとつの生きかただ。昔からピンクが大好きだった。ずっとピンク一色で過ごしていたわけではないが、娘が2人いるので、ピンクや花、自分が若い頃好きだったリボンやハート、ユニコーン、ガーリーで楽しくて懐かしいものなどに囲まれるようになった。そこで、『どうしてこれが若い女性だけのものではならないのか? なぜ大人も好きになって、自分なりのやりかたで取り入れることができないのか?』と思った。『バービー』はスマートでクールな「堂々とした」方法で、ピンクを着て、自信にあふれたエネルギッシュな人としてそれを実践しているのだと思う。「可憐な女子だけど、でも賢くないし、何もできない』というような感じではなく、『何でもできて、かつピンクも着られる』というのが、私が感じる考え方と感性のようなものだ」。
成長のための人材採用
「(美容分野に対して)ライセンシングの路線を取りたくなかった。(美容分野への進出が)ラブシャックファンシーにとって、そして我々の信念にとって、有機的で正真正銘だと感じられるように行いたかった。何かを信じてそれを実行するときには100万%全力で取り組む必要があるし、それが自分にとって真実だと感じられなければならない。そこで、美容専門の担当者を社内で採用することが自分たちのやりかたで美容に進出する術だった。ゼネラルマネージャーがひとりいて、彼女が主導している。我々は仕事を続けて、素晴らしい嗅覚を持った人材を見つけた。そして、セフォラでローンチすることになったが、これはとてもエキサイティングだ。(全社的に)昨年、才能にあふれたディレクターからなる優秀な上級チームを構築することができ、私が会社を率いるのをサポートしてもらっている。事業を拡大したが、私ひとりではそれはできないから。私は皆のサポートや専門知識や経験を活用できるようにしなければならない」。
[原文:Rebecca Hessel Cohen: LoveShackFancy’s future could include restaurants and hotels]
JILL MANOFF(翻訳:ぬえよしこ、編集:山岸祐加子)