薬物問題の影響で「シャラポワ離れ」を進めるブランドたち:ポルシェ、ナイキ、タグ・ホイヤー

世界トップランクの実力と華やかな美貌を兼ね備えた稀有なテニスプレイヤー、マリア・シャラポワ。だが、取り巻きのブランドたちは、ひっそり彼女のもとを離れようとしている。

2016年3月7日の記者会見においてシャラポワは、薬物検査の結果、今年から世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の禁止薬物に加えられた薬品、メルドニウムの陽性反応が出たことを公表。彼女自身は糖尿病や低マグネシウムの対策として服用していたとしているものの、この薬物が運動能力を高めるという研究結果もあり、スポーツ界からの永久追放という危機に直面している。

こうした状況下、シャラポワとタイアップ契約を結んでいたブランド企業のなかには、イメージダウンを恐れて彼女と距離を置こうという動きが見えはじめた。早くも会見の翌日にはアクションを起こしているのが、スポーツアパレル大手のナイキ、腕時計のタグ・ホイヤー、そして高級ドイツ車のポルシェといった面々である。