いまもっともソーシャル上で賛辞を送られるべきは、現在のアメリカンポップの女王、セレーナ・ゴメスだろう。彼女がインスタグラムに投稿した写真はもっとも多くの「いいね!」を集め、新しいインスタグラムの女王となった。
だが、その写真は我々を誘惑するようなセクシーな自撮り写真(セルフィー)でも、楽屋での素顔を写したものでもなく、コカ・コーラの広告であった。
いまもっともソーシャル上で賛辞を送られるべきは、現在のアメリカンポップの女王、セレーナ・ゴメスだろう。彼女がインスタグラムに投稿した写真は、史上最多の「いいね!」を集め、新しいインスタグラムの女王となった。
だが、その写真は我々を誘惑するようなセクシーな自撮り写真(セルフィー)でも、楽屋での素顔を写したものでもない。コカ・コーラの広告だった。
新曲『Me & the Rhythm』の歌詞がラベルに印刷されたコカ・コーラのボトルを手にしたセレーナ・ゴメスの写真が、2016年の6月末に投稿されて以来、普段の2倍以上となる460万回ほど、ファンに「いいね!」された。キャプションには「私の歌詞がボトルに載ったの」と書いてあるが、これが広告であることを説明した免責文はどこにもない。
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なお、米DIGIDAYでは、このエキサイティングなニュースについて、コカ・コーラにコメントを求めたが、反応はなかった。
23歳のセレーナは、コカ・コーラの「Share a Coke and a Song」キャンペーンの顔のひとりで、発表時、コカ・コーラという企業を「象徴的」と評した。セレーナは「ビルボード」(Billboard)誌の取材に対して「自分がやることのすべてに関して、できる限り本質を見せるように心がけている。強制されたことは何もない」と話している。
セレーナは、インスタグラムで8900万人のフォロワーを集め、もっともフォローされた人物というタイトルを与えられている。セレーナは自身のインスタグラム戦略について、「ハリウッド・リポーター(The Hollywood Reporter)」誌に「私のでたらめなやり方に『メソッド』と呼べるようなものがあるかどうかはわからない。いいキャプションを思いつかなければ、絵文字を使って、あとは『成り行きまかせ』ね」と語った。
Jordan Valinsky(原文 / 訳:ガリレオ)