DIGIDAY[日本版]がお届けする、2020年・2021年の年末年始企画「IN/OUT 2021」。この企画では、我々が開催してきたさまざまなイベントでお世話になった、日本のブランドおよびパブリッシャーのエグゼクティブたちへ、新しい1年にトレンドイン・トレンドアウトするであろう事象について考えを伺った。
2021年にも、新しいトレンドは生まれ、役目を終えたトレンドは忘れ去られていく――。
DIGIDAY[日本版]がお届けする、2020年・2021年の年末年始企画「IN/OUT 2021」。この企画では、我々が開催してきたさまざまなイベントでお世話になった、日本のブランドおよびパブリッシャーのエグゼクティブたちへ、新しい1年にトレンドイン・トレンドアウトするであろう事象について考えを伺った。
グラニフのマーケティング&セールスDiv.で執行役員CSOを務める大西理氏の回答は、次のとおりだ。
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――2020年を総括すると、どんな1年でしたか?
関わってきた業界がすべてどん底を見る1年となりました。小売業、特に当社が身を置くファッションビジネスにおいてはこれまで核となっていたリテールビジネスが停止するという事態を招くほどの悪環境。そんな経験したことのない環境下で、素早い経営判断や現場ジャッジによって新たなチャレンジも数多く見られた1年だったと思います。
当社においてはまだまだ苦しい状況が続いておりますが、この逆風下でブランド価値を上げていく決断をできたことが明日につながればよいと考えております。
――2021年、必ず押さえておきたいと思う、新しいトレンドは?
ブランドの成長を組織全体で目指していけるようにするため、OKRを持ち込んで組織運営していくこと。そして、基本となる方針は「ファンベースの拡大」なので、あらゆるマーケティング活動の目的をここに置くこと。
――2021年、もはや時代遅れと思える、既存のトレンドは?
時代遅れというのはないと思います。印刷もまた新たな価値を生み出そうとしていますし、ファッションビジネスにおける店舗についても時代遅れではありません。ただ、役割と機能が変化していくのだと思います。
– 年末年始企画 [IN/OUT 2021] Brands の回答一覧
– 年末年始企画 [IN/OUT 2021] Publishers の回答一覧
Edited by DIGIDAY[日本版]編集部