TikTokで最初にバイラルになってから3年以上が経過したレブロン(Revlon)のワンステップヘアドライヤー(One-Step Hair Dryer)だが、最近のローンチメトリックス(Launchmetrics)のデータによると、オンラインでもっとも話題になっているヘアツールであることがわかった。
その40ドル(約5700円)のドライヤーブラシは、2位のダイソン(Dyson)の600ドル(約8万5500円)のスタイリングツールであるエアラップ(Airwrap)を抑えて1位となり、価格に敏感な美容消費者をいまもなお惹きつけていることを示している。
7月のこのランキングは、インフルエンサー、印刷メディア、セレブリティ、公式サードパーティパートナー、ブランドのメディアチャネルの影響を追跡するローンチメトリックス独自の指標であるMIV(メディア・インパクト・バリュー)を用いて、Glossyに独占的に提供されたものである。
TikTokで最初にバイラルになってから3年以上が経過したレブロン(Revlon)のワンステップヘアドライヤー(One-Step Hair Dryer)だが、最近のローンチメトリックス(Launchmetrics)のデータによると、オンラインでもっとも話題になっているヘアツールであることがわかった。
その40ドル(約5700円)のドライヤーブラシは、2位のダイソン(Dyson)の600ドル(約8万5500円)のスタイリングツールであるエアラップ(Airwrap)を抑えて1位となり、価格に敏感な美容消費者をいまもなお惹きつけていることを示している。
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7月のこのランキングは、インフルエンサー、印刷メディア、セレブリティ、公式サードパーティパートナー、ブランドのメディアチャネルの影響を追跡するローンチメトリックス独自の指標であるMIV(メディア・インパクト・バリュー)を用いて、Glossyに独占的に提供されたものである。
「空気の流れを利用したスタイリングツールの人気の高まりにより、ラグジュアリーな価格帯ではダイソンがもっともファンの多いブランドとなったが、レブロンのようなコストパフォーマンスの高い代替製品は、より手頃な価格でサロン品質の効果を求める消費者の注目を集めている」とローンチメトリックスのCMO、アリソン・ブリンゲ氏は語った。
レブロンのヘアードライヤーは2020年にZ世代のTikTokerの間で流行し、2020年のブラックフライデーにAmazonの総合ベストセラーのトップの製品の一つとなっており、2021年までAmazonの美容ベストセラーの1位を維持している。
一方、ラグジュアリーなダイソンのエアラップも近年オンラインでのブームを牽引しており、2022年にはLTKのインフルエンサーが販売した製品のなかで一番人気だった。ダイソンの他のヘア製品も話題を集めており、ヘアドライヤーとヘアアイロンも上位5位に入っている。
Googleのデータによると、ダイソンのエアラップは検索上位の製品であり、「デュープ(dupe:高額商品と同様の効果を低価格で得られる商品のこと)」という言葉と組み合わされていることが多い。美容ブイロガー(vlogger)が長年注目してきたデュープは、インフレやTikTokでバイラルになったトレンドのおかげで、価格重視の消費者にとって特に魅力的なものとなっている。レブロンのブラシは厳密にはエアラップのデュープではないが、TikTokやYouTubeの美容インフルエンサーの動画ではエアラップと比較されることが多い。
エアラップの価格は割高だが、通常のブローの代わりに使用するのであれば、お買い得と考えることもできるだろう。ローンチメトリックスによると、その人気は消費者のDIY美容への投資を反映している。
「Covid後の今日の世界では、フェイシャルからマニキュア、さらにはブロードライにいたるまで、自宅での美容トリートメントという概念が大いに発展している」とブリンゲ氏は述べた。「セルフケアの台頭とともに、自宅でプロのようなブローの効果を得ることが不可欠となり、新しいヘアツールが市場を席巻する道が開かれている」。
LIZ FLORA(翻訳:Maya Kishida 編集:山岸祐加子)