DIGIDAYの最近の調査によれば、コンテンツマーケティングの採用が進んでいるのは、費用効率の高い消費者エンゲージメントを提供できるかららしい。米DIGIDAY独自のアンケート調査に答えたマーケターのうち59%は、コンテンツマーケティングが高いエンゲージメントをもたらすと確信していると回答した。【※本記事は、一般読者の方にもnoteにて個別販売中(480円)です!】
DIGIDAYの最近の調査によれば、コンテンツマーケティングの採用が進んでいるのは、費用効率の高い消費者エンゲージメントを提供できるかららしい。
DIGIDAY主催のコンテンツマーケティング・サミット(Content Marketing Summit)でアンケート調査に答えたマーケターのうち59%は、コンテンツマーケティングが高いエンゲージメントをもたらすと確信していると回答した。一方、41%は、コンテンツマーケティングはほかのマーケティング戦略に代わる低コストの戦略だと回答した。
調査対象のマーケターのうち61%は、平均的なコンテンツマーケティングキャンペーンの費用は5万ドル(約567万円)以下だと述べている。
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エンゲージメントに期待
エンゲージメントの点で、従来のデジタル広告はハードルを低く設定している。1%前後で推移し、それを下回ることも多い検索とディスプレイ広告のCTRと比べて、コンテンツマーケティングキャンペーンはCTRがかなり高い。
マーケターは、どのKPIをチェックすべきかという点についていささか混乱しているものの、エンゲージメント指標にもますます注目している。ワシントン・ポスト(Washington Post)の「WP ブランドスタジオ(WP BrandStudio)」を率いるアニー・グラナスティン氏は先週、DIGIDAY+とのインタビューで、ファネルのコンバージョンの最低値に影響するエンゲージメント指標に対して、顧客はいっそう注意を払っていると述べた。
エンゲージメントに期待
コンテンツマーケティングは、間違いなく有料配信に支えられて、高いリーチも得られるが、多くのマーケターは費用効率についても評価している。平均的なコンテンツマーケティングキャンペーンの費用が10万ドル(約1136万円)を超えると回答したマーケターは、25%にとどまる。そうした規模の取引はまだ、ガーディアン(The Guardian)のようなプレミアムパブリッシャーが行うコンテンツマーケティングキャンペーンのなかでも、大がかりなほうだ。
エンゲージメントを高めるコンテンツマーケティングキャンペーンを行うか、それとも、価値をもたらさないSnapchat(スナップチャット)のレンズに1日10万ドル以上の金を支払うか、決断しなければならないマーケターにとって、選択は容易だろう。
Mark Weiss(原文 / 訳:ガリレオ)