アディダスを打ち砕いた新興ブランド「アンダーアーマー」:その雑草魂の成長戦略とは?

スポーツ用品大手のアンダーアーマーは、近年もっとも成功したスポーツブランドだ。1996年にワシントンDCで、当時23歳だった元大学アメフト選手のケビン・プランク氏(現最高経営責任者)が創業して以来、急成長を遂げた。

米投資銀行大手モルガン・スタンレーのアナリストは、アンダーアーマーが米国内でアディダスを追い抜き、世界的に見てもナイキを射程圏内に収めたというレポートを出した。次の10年間で3番目に大きいスポーツ用品企業になると予想する。

現在、最高執行責任者と最高財務責任者を兼ねるブラッド・ディッカーソン氏が辞任するという報道が流れているため、同社の株価は下落しているが、売上は2025年までに200億ドル(約2兆4000億円)に到達する見込みだ。しかも、先月、同社は2018年までに売上を倍増させ、75億ドル(約9000億円)を目指すと明らかにするほど、強気だ。この「絶好調」アンダーアーマーのブランド確立法を検証する。