自由度が低く、信頼度は高い日本のメディア。この数年、日本の「報道の自由度ランキング」の低さがニュースになっています。「国境なき記者団」の発表によれば、2016年は72位となり、この5年ほどは年々順位を下げている状況。5段階評価では真ん中の評価で「問題がある」という結果となっています。
メディアの運営側にとって、信頼というのはブランド構築のなかで重要です。しかし、欧米と比べて信頼し過ぎるのも、情報を鵜呑みにしがちな傾向の現れなのではないか、という気がします。もっと読者のメディアリテラシーが問われるべき、という指摘もできそうです(もちろん多くのメディアが正しい情報を発信し、その結果、信頼を獲得しようとしているかと思います)。