テレビCMは、いかに指数化するべきなのか? 〜境界線なくなるデジタルとアナログの広告世界

昨今、デジタル広告はリターゲティング広告(サイト訪問歴や行動履歴から商品への興味関心が顕在化したユーザーに打たれるディスプレイ広告)に偏重しています。CPA(顧客獲得単価)という単一の評価基準に釣られ、皆がひとつの顕在化した行動に寄ってたかるようになりました。

こうした広告は、いくばくか顕在顧客を「刈り取れる」部分が存在するので、投資対効果をあげていると評価されています。ですが、何度も画面に現れるせいで、ブランドを毀損している広告もなかにはあるでしょう。しかも、CPAはスケールを担保する数字ではありません。

広告とはそもそも、関心なり行動を喚起するものであり、潜在層へいかに訴えかけるかを問うものです。そのためにはテレビCMは大きな効果があります。しかし、その活用方法には見直しが必要であり、デジタルと融合を図っていくことも重要です。現代のメディアプランニングには、アナログとデジタルをまたいだ高度な知識が必要とされるのです。