[ DIGIDAY+ 限定記事 ]プログラマティック広告主のなかには、一部キャンペーンについて、CPM(1000インプレッションあたりの単価)で購入していない広告主もいます。CPMは広告におけるもっとも一般的な価格設定モデルですが、アドテクベンダーに対して広告1000回表示あたりの支払いを行うのは、質より量という結果に陥りやすいからです。つまり、CPMだと、ターゲット層のオーディエンスに、広告を表示できているとは限らないのです。
そこで代替となるのが「クオリティCPM(quality CPM:以下、QCPM)」です。これは、広告主からプログラマティックの広告販売について再考を迫られた、オムニコム(Omnicom)傘下のハーツ&サイエンス(Hearts & Science)やWPP傘下のエッセンス(Essence)といったエージェンシーが、CPMの代わりに開発したモデルとなっています。
ですが、QCPMについての理解や使い方、成功の指標は主観的なもので、この分野に取り組む広告企業ごとに、独自の解釈があるといっても良いでしょう。そこで、今回の「一問一答」シリーズでは、QCPMについて抑えておくべき点についてご説明します。
【一問一答】「 QCPM 」とは?:クオリティを担保した CPM のこと
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