マディソン街の常識はアラスカでは通用しない。スパウン・アイデア(Spawn Ideas)は、ほかの広告代理店と比べると、だいぶ異質なようだ。
創業40年を迎える、このエージェンシーがオフィスを構えるのは、アラスカ州アンカレッジ。アウトドアファーストのアプローチを誇り、従業員の大半が女性という女性主体の企業である。顧客はマクドナルド(McDonald’s)アラスカ支部やアラスカ鉄道(ARR)などで、まったく新しい人生に挑戦したいと考える、米国48州の人材を惹きつけていると、CEO兼プレジデントのカレン・キング氏は述べる。
マディソン街の常識はアラスカでは通用しない。スパウン・アイデア(Spawn Ideas)は、ほかの広告代理店と比べると、だいぶ異質なようだ。
創業40年を迎える、このエージェンシーがオフィスを構えるのは、アラスカ州アンカレッジ。アウトドアファーストのアプローチを誇り、従業員の大半が女性という女性主体の企業である。顧客はマクドナルド(McDonald’s)アラスカ支部やアラスカ鉄道(ARR)などで、まったく新しい人生に挑戦したいと考える、米国48州の人材を惹きつけていると、CEO兼プレジデントのカレン・キング氏は述べる。
「我々が人材をリクルートする際は、ここでのアウトドアライフスタイルと、生活の質についての話をする。アンカレッジでは、人々に職業について尋ねるのは失礼にあたる。はじめて会う人にはまず自分が楽しんでいることについて尋ねる」とキング氏。同氏はデンバーにもサテライトオフィスを所有している。
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この仕事は誰もがやれるわけではない。そのため、フルタイムで働く前にベータテストで採用候補者に職場を体験してもらう機会を与えてきた。
飛び地であるため、他州と比べて、アラスカが遅れを取っているという思い込みや、成長スピードが遅く、一年中寒いといったステレオタイプと、スパウン・アイデアは戦っている。しかし実際は、「アンカレッジを訪れたとき、その近代化ぶりに人々は驚いている」という。
スパウン・アイデアはアラスカ鉄道やマリンツアー、州内のリゾートなどのアウトドアブランドを専門に取り扱っている。キング氏は、社員全員が自然との深いつながりを共有しており、会議と同じくらいアウトドア活動を奨励していると話した。スパウンの社員は、釣りやカヤックにも何度も行っており、冬には犬ぞりも行っている。
下に、スパウン(とアウトドア)の仕事をイメージできるように、写真で紹介したいと思う:

オフィスにはスタンドアップMTG用のデッキが用意されている

社員の子供を職場に連れてくることが奨励されている

ほかの従業員が子供の世話をするユニークな方法を見つける

従業員には金曜日にスナックとマルガリータが配られる

月に一度、キング氏が「プレジデント・ブレックファースト」を提供する

毎週水曜日にカンファレンスルームでヨガを開いている

すべては仕事、遊びではない…

カヤック

釣り

スノーモービル