全米広告主協会によって開催された「欠席裁判」の全容:マーケターはテック企業と敵対すべきではない

広告カンファレンスの大半は、たいてい陽気な雰囲気が漂っている。お祝いの精神なのだ。ブランド、エージェンシー、それから特にテクノロジー企業が、主役としてみんな歓迎される。そして、ブランド認知と販売への長く険しい道のりは、ためになる貴重なケーススタディの中でロマンチックに描かれる。

しかし、2016年3月にフロリダで開催された全米広告主協会(ANA)による「ANA Masters of Media Conference」 は、様子がすこし違っていた。そういう雰囲気も若干はあったが、今年のANAカンファレンスはむしろ、裁判のような感じがあった。裁判の被告は、テクノロジー企業だ。

今年のANAカンファレンスは、広告業界が抱える大きな悩みの、少なくとも一因がテクノロジーであることを、真っ正面から取り上げた。しかし、FacebookやGoogleをはじめとする主要プラットフォームからの参加者がいないことで、話はあまりにバランスを欠いた悲観的なものになった。