クライアントの対応に不満を募らせる、米広告マンたちの告白

アメリカにおける多くの広告代理店関係者は、「クライアントの束縛がもっと少なければ、さらに良い結果を生み出せるのに」という共通の想いを抱いている。たとえ、然るべき報酬を得ていたとしても、その胸中は変わらない。そうした状況が、エージェンシーたちを時代遅れの考え方から解き放ち、さらに良い仕事を生み出させているのだ。

しかし、もっと後ろ向きな意味で、ちょっとしたクライアントの行為が、彼らの神経を逆なでするケースもある。米DIGIDAYでは、代理店の創業者やCEO、最高コミュニケーション責任者(CCO)らに匿名で協力を仰ぎ、クライアントへの不満の種を教えてもらった。どんなに両者がお互いにとって重要な存在であっても、その関係にギャップが生じることもある。

たとえば、「我々が構築したWebサイトより多くの責任をクライアントは負っているが、彼らは手を広げすぎだ」と、ある代理店のプレジデントは指摘する。「クライアントはプロジェクトの目標とその数値を設定するなか、代理店を目標達成に役立てるベンダーのひとつでしかないと考えるようになってきている」。