モバイル共有の81%は、SNS外で行われるという調査結果:アナリティックス泣かせの「ダークソーシャル」

最新の調査によって、闇に閉ざされた「ダークソーシャル」をめぐる信じられない数字が明らかになった。

アドプラットフォームであるレイディアムワン(RadiumOne)が6月9日に公表したレポート「モバイルシェアリングのダークサイド(The Dark side of mobile sharing)」によると、全世界でモバイル端末を使って共有されるコンテンツのうち、インスタントメッセージ、電子メール、ショートテキストを通じた共有が実に81%を占めるという。2014年の50%未満から大幅な増加だ。

グローバルの数字としては、Facebookを通じて共有されるのはわずか11%で、残りの8%がその他すべてのソーシャルネットワークの合計となる。なお、このレイディアムワンのレポートは、同プラットフォームを利用した9億4000万人のユーザーの行動に基づいているという。

ダークトラフィックとも呼ばれるダークソーシャルは、パブリッシャーがトラフィックのパターンを把握しようとする際、新たな問題となってきた。状況をさらにややこしくしているのが、各サイトやサービスがセキュアな暗号化技術を採用していることだ。これにより、参照トラフィックの追跡はさらに困難になる。

クリエイティブエージェンシーであるロストボーイズ(Lost Boys)のソーシャル事業を率いるダニエル・プライス氏によると、クライアントはダークソーシャルを理解しようとしているが、プラットフォーム上に直接構築する形にシフトすることで、今後その重要性は薄れるかもしれないという。「Facebookの『Messenger(メッセンジャー)』を多機能化することで、ソーシャルメッセージアプリというよりもウェブプラットフォームに近づく」と、同氏は指摘する。

Lucinda Southern(原文 / 訳:ガリレオ)