「dislike(よくないね)」ボタン、その新機能の真相。Facebookページで「ブランド」側も利用可能に

かねてより話題になっていた、Facebookの「dislike(よくないね)」ボタン。2015年9月のマーク・ザッカーバーグ氏によるプレゼンによって、その計画の存在が明らかにされたが、いよいよその具体的な全貌が見えてきた。

今回の発表内容によると、この新機能は「dislike(よくないね)」ボタンではなく、従来の「Like」ボタンのほかに、ハートマーク「love」と、5つの絵文字でのリアクションが可能になるもの。現在は、アイルランドとスペインのみで、実験的に開始されているという。

約1カ月前のプレゼンでは、「dislike(よくないね)」ボタンのようなもの実装することを連想させた。しかし、実際はそれだけでなく、さらに豊かな表現をできるものとなっている。

Meet the new Reactions.

Posted by Mark Zuckerberg on 2015年10月8日

ザッカーバーグ氏は2014年12月、「ユーザーに『Like』以上の感情を表現できるパワーを与えたい。それには、慎重にコンセプトを練らなければならない。単に他人を嫌うために使われるサービスではなく、良い意味でユーザーの感情表現を豊かにするための施策を試みている」と、にすでに述べていた。

そして、これが同氏の意味したサービスのベータ版といえる。

Today we’re launching a test of Reactions — a more expressive Like button. The Like button has been a part of…

Posted by Mark Zuckerberg on 2015年10月8日

同氏のFacebook投稿の動画によると、このオプションはユーザーのステータスや投稿ポストの下に装着されている。これにより、ユーザーは可愛い子犬の写真を観てハートで共感することも出来れば、好ましくない内容の投稿を見て怒りを絵文字で表現することもできるのだ。

facebookrxn

なお、SNS上で複数の絵文字を使ってリアクションすることは、なにもめずらしいことではない。似たようなプラットフォームでいえば、「Path」や「Slack」、それに「BuzzFeed」や「People」も同様に絵文字のサービスをもっている。しかし、Faebookページを運用するブランドも、投稿に対して絵文字サービスを使えるのは特徴的だ。

Facebookが新しいサービスを展開する際、一部の地域だけでテスト開始をしてから世界的にサービスを開始するのが常だが、今回に関しては年末中という早い段階ですべてのユーザーが利用できるようになると想定している。

Jordan Valinsky(原文 / 訳 : 中島未知代)