米タコベル、WS盗塁成功で「朝食無料」キャンペーン。実施決定で1万7500ツイートのバズ発生

スポーツの大舞台を絡めたキャンペーンは、文字通り「お祭り騒ぎ」だ。

2015年の日本のプロ野球は、ソフトバンクホークスが昨年に続いて、日本シリーズ2連覇を果たして幕を閉じた。この結果を受け、球団オーナーの孫正義氏が「(ソフトバンクが買収したグループ会社Sprintの拠点)カンザスシティーのロイヤルズが勝ったら、真のワールドシリーズをやりたい」と、MLBへの挑戦を示唆するコメントをしたのも印象深い。

一方の米国MLBでは、ワールドシリーズの激戦が続くなか、ファーストフードチェーン店タコベルが「Steal a Base, Steal a Breakfast,」というキャンペーンを実施している。これはワールドシリーズの試合初日および2日目に盗塁が成功すると、全米6300店舗のタコベルにおいて、2015年11月5日の朝食として、朝7時から11時まで「AM Crunchwrap(2.49ドル)」が無料提供されるというものだ。

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無料提供される「AM Crunchwrap(2.49ドル)」

実際、2015年10月27日(現地時間)に開催されたワールドシリーズ第1戦では、ロイヤルズのロレンツィオ・ケイン選手が6回に、セカンド盗塁を果たした。これで来週の木曜にタコベルで、無料朝食が実施されることになる。ロイヤルズの公式Twitterでは、次のようにこのニュースを伝えた。

長かったワールドシリーズ初戦の観覧に報酬だって? タコベルの無料朝食は、11月5日だよ!

また、USAトゥデイのスポーツ記者ゲイブ・ラック氏によると、当のロレンツィオ・ケイン選手もこのキャンペーンのことを知っていて、次のようなコメントを残したという。

ロレンツォ・ケイン選手は、盗塁の5時間後、次のように語っていた。「寝る前に、俺の分のタコベルを食べたいね。タコベルを欲しいのは誰だい? それ、俺のおかげだからね」。

こうした投稿からバズが発生し、1万7500ツイートを集めるほどの盛り上がりを見せた。これがタコベルにとって大きなプロモーション効果を生んだことは想像に難くない。

なお、タコベルは過去8年にわたって、このようなキャンペーンを実施してきた。今回が4回目になるという。また、プレスリリースによると、「AM Crunchwrap」のような最新の朝食メニューをプロモーションに提供するのは、はじめてだのことだそうだ。

日本では、ちょうど12月上旬にタコベルの日本2号店が、東京・汐留にオープンする予定だ。しかも既存店舗(と言っても、渋谷の1店舗のみだが)がグランドメニューのみの提供だったところ、汐留では朝食営業も行うという。ひょっとすると来シーズン以降、日本版『Steal a Base, Steal a Breakfast,』キャンペーンの展開も期待できるかもしれない。

written by ワタナベダイスケ(参照記事
Homepage image via Taco Bell