サムスンの「美白フィルター」設定に 美容ブロガーが苦言:インスタグラムで議論に発展

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使用前(左)と使用後(右)

影響力のある美容ブロガーが、ぼかし処理レンズに関して、サムスンを激しく非難している。これは、最近起こったSnapchatを巻き込んだ同様の激しい怒りに酷似している(Snapchatの「プリティーフィルター」という、セルフィー画像の加工処理機能がついたフィルターで、肌の色がダークな人はより明るく、輪郭も細く加工される機能についてユーザーの間で議論になった)。

今回の事件の発端は、美容ブロガーのメル・ウェルズ氏が普段の自身の素顔のセルフィーと、サムスン・ギャラクシーを使用したときのセルフィーを比較した写真をインスタグラム投稿したことにある。2万人のフォロワーに向けて、新しいサムスン・ギャラクシーフォンが「ビューティーレベル8」にデフォルト設定されていること、レンズが顔のシミを消し去り、肌が白くなるように加工されることについて苦言を呈した。

ウェルズ氏は、自分の顔に加えられた修正に怒りをぶつけ、次のような皮肉を込めた投稿をした。「こんにちは、サムスン。あなたが自撮り画像に自動ぼかし処理を行ったことで、すごく素敵に見えるようになりました!! お墨付きを与えてくれてありがとう。でも、私はシミやそばかすといった自分の顔の欠点はこのままでいいと思っているの。なぜなら、3Dで見ると、私はこう見えるからよ。そして、実際の生活のなかで友人たちには、私がこう見えるから」。

フィルター加工に対する議論

この画像に対する1500件のコメントは賛否両論の反応を引き起こしている。ある者は彼女を支持、別の者は彼女の怒りを向ける矛先は間違っており、それは社会の美の基準に向けられるべきだとコメント。なかには、これはAppleのiPhoneのための間接的な広告ではないか、と問いかける人もいた(おそらく、そうではないと思われるが)。

とあるユーザーは、「あるものは面白がり、あるものはそう思わない。今回の出来事に注目することを止めずに、大騒ぎすることに決めた理由について、皆でインスタグラムに投稿しよう」反応した。

また別のユーザーは、「多くの女性たちが写真で見栄えを良くするために、化粧をしたり、フォトショップ、フィルターといったものを使用している。だから、この設定について何が問題なのか自分にはわからない。それが気に入らないなら、騒ぎ立てずにその機能をオフにしたらいいじゃない」と、ウェルズ氏に対してコメントをした。

今回の「炎上」の行く末

ウェルズ氏は、自身の怒りは「消費者はぼかし処理を必要としている」というサムスンの仮定に対して抱いているものだと明確に主張している。しかし、サムスンは今回の彼女のコメントに対してすぐに反応をしていない。

Snapchatのユーザーから「プリティフィルター」と呼ばれている、同様の美白レンズも、先月Snapchatコミュニティの間で怒りを買ったばかりだ。しかし、美白レンズは現在、問題なく利用可能であることから、そちらに対する怒りはおさまっているようだ。

Jordan Valinsky(原文 / 訳:Conyac