ゲータレード、Snapchatで「テニスゲーム風」広告を展開:タップ操作で思わず白熱?

現在開催中のテニス全米オープンを盛り上げるために、ゲータレードはビデオゲーム広告を使って、Snapchat(スナップチャット)の新境地を切り拓こうとしている。

今回、Snapchatに掲載された、昔懐かしいスタイルのテニスゲーム風の広告には、22のレベルを用意。ひとつひとつのレベルが、セリーナ・ウィリアムズ選手のグランドスラムにおける勝利戦を表わしているという。

来たる9月10日の決勝戦で、ウィリアムズ選手が優勝を決めれば、レベル23も公開されることになっている。プレイヤーは画面をタップすることでゲーム開始。返球に合わせてタイミングよく、画面の左右をタップすることで、ボールを打ち返すことができる内容だ。

セリーナ・マッチ・ポイント、プレイ画面

「セリーナ・マッチ・ポイント(SerenaMatchPoint)」と名付けられたこのゲーム広告は、Snapchatのコンテンツセクション「ディスカバー」のESPNチャンネルに掲載された。ユーザーが画面を上にスワイプすると、アプリ内のゲームへと移動する仕組みとなっている。

モバイルやデスクトップのブラウザで「SerenaMatchPoint.com」に遷移すれば、そこでもゲームプレイ可能だ。ゲータレードはFacebook、インスタグラム、Twitterでもユーザーたちをゲームに引きこむ予定だという。

「我々の世代で最高峰のアスリートのひとりが、グランドスラムでの23回目の勝利という記録に挑戦していることを祝う、すごく楽しい方法だと思った」と、同社のコンシューマー・エンゲージメント責任者ケニー・ミッチェル氏は語る。

ゲータレードがウィリアムズ選手とのスポンサー関係をSnapchatで活用したのは、これが最初ではない。だが、今回のように公式アカウントをオープンするには至っていなかった。

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画面タップすることでゲームをプレイできる

去る2月のスーパーボウルの際にゲータレードは、Snapchatのアニメーションフィルターを公開した。Snapchatのユーザーは、ゲータレードが入ったクーラーのアニメーションを動画のセルフィーに写った人々の上でひっくり返して、「ずぶ濡れにさせる」ことができた。

もちろん、ウィリアムズ選手もアニメーションのクーラーによって「ずぶ濡れ」になった。これはSnapchat上で1億6000万のインプレッションを獲得できたという。今回のゲーム広告に関してはエンゲージメントなどをどう測るのか、ミッチェル氏は明らかにしていない。

ゲータレードのブランドはペプシが所有している。ゲータレードがSnapchatに参加したのは2015年のこと、「試合を前に運ぶんだ(Moving The Game Forward)」というキャンペーンのサポートとして、フットボールに関連したライブストーリーの広告を開発した。「この経験を通じてストーリーテリングを伝える箱としてのSnapchatについて、非常に多くを学んだ」と、ミッチェル氏は語る。

ブランドたちは、いまもSnapchatの活用法をさまざまな方法で試している。バーチボックス(Birchbox)はSnapchatの電話・ビデオチャット機能をカスタマーサービスへ試験的に活用した。キット・アンド・エース(Kit and Ace)はSnapchatをTVチャンネルのように利用している。

Yuyu Chen(原文 / 訳:塚本 紺)