コカ・コーラの100周年ボトル、MS年齢当てサイトとコラボ。画像認識で「100歳」と判定

2015年11月16日で、おなじみのガラスボトルが誕生100周年を迎えたコカ・コーラ。

このアニバーサリーを祝うため、同社はマイクロソフトの年齢当てサイト「How-Old.net」とコラボしたキャンペーンを開始した。画像認識ソフトウェアによって、被写体の人物の年齢を推測する同サイト。アップロードされた写真に、コカ・コーラの瓶が写り込んでいると「100歳」として認識されるという。

ちなみに「How-Old.net」にとって無生物の認識は、初の試みだ。

howoldnet

コカ・コーラのグローバル担当ソーシャルメディア・ストラテジストであるサイモン・コワート氏は「マイクロソフトの技術は我々のイマジネーションを刺激し、コカ・コーラの記念すべき年を祝うための大きな飛躍をもたらした。そしてブランドのファンに対して素晴らしい体験を提供する、またとない機会を与えてくれたのだ」と話す。

カザフスタンで生まれたアイデア

もともとこの企画を思いついたのは、カザフスタンのコカ・コーラでマーケティングを担当するグループだ。「How-Old.net」に熱中していた彼らが、マイクロソフトとエージェンシーのマッキャン・ワールドグループへ接触したことに端を発している。マイクロソフトはコカ・コーラからの提案に答え、セルフィーの場合であっても、人間とコーラ瓶どちらも年齢が表示される仕組みを開発した。

「これは我々エージェンシーとブランドチームのコラボレーションにおける好例だ」と語るのは、マッキャン・ワールドグループのグローバルエグゼクティブクリエイティブディレクター、エイドリアン・ボタン氏だ。同氏は「この企画は、現代においてクリエイティビティが国境に縛られないということを証明している。カザフスタン南部の都市アルマトイで生まれたアイデアが、欧州レベルで広く認められたのだから。そして我々はコカ・コーラとマイクロソフト、双方のグローバルチームにこれを売り込むことにしたのだ」とも言う。

瓶の認識に新しい学習モデルを構築

2015年5月に発表されたマイクロソフトの「How-Old.net」は、Twitter(ハッシュタグ #HowOldRobot)やFacebookを中心に盛り上がり、この夏に大きなバイラルを生んだ。同サイトには数時間におよそ3万5000以上のユーザーが訪れ、わずか6カ月で5億7500万枚もの画像がアップロードされたという。

マイクロソフト・データグループのジョセフ・シロシュ副社長は「我々はコカ・コーラの瓶を認識できる新しい機械学習モデルを構築しなければならず、正しいデータを取得させるにはコカ・コーラのロゴとユニークな瓶の形状という2つの要素を認識させる必要があった」と話す。このキャンペーンの成果は、ハッシュタグ「#CokeBottleBirthday」などのソーシャルメディアでの反応から確認することができる。コカ・コーラの従業員たちも、自分自身と瓶が写ったセルフィーの数々を投稿している。

written by ワタナベダイスケ(参照記事