週末に復習したいデジマ業界10のトピック【2016年3月第3週】

今週は、米4大テレビネットワークのFoxもテレビ在庫の自動取引を導入する見通しとわかった。NBCUに続き4大ネットのうちふたつが、いわゆる「プログラマティックTV」を導入することになる。

中国のテンセントが好決算。年初に発表されたアリババの四半期決算も好調。中国経済が減速する中で、両社とも好調を続けられる要因は明らかに成長するモバイル領域だ。

Twitterに続いて、インスタグラムもアルゴリズムでユーザーとのレリバンシー(関係性)の高い情報をフィードに流す。ユーザー・投稿数増加が抱える宿命だが、さまざまなプロダクトが似た者同士になる可能性がありそうだ。

1. 電通、メキシコの総合デジタルエージェンシー「フロック社」の株式100%取得で合意。前週はチェコのデジタルエージェンシーを買収(電通)

2. 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)の2015年12月期決算は、純利益が288億600万元(約5000億円)と、前の期に比べ21%増加した。主力のゲーム事業、広告収入ともに大幅に伸びた(日本経済新聞)

3. インスタグラムがフィードをタイムラインからアルゴリズムベースに変更。ユーザー、投稿数の急増に対応(DIGIDAY[日本版])

4. Googleが分析ツール一新へ。DMPから広告配信まで自社プラットフォーム直通DIGIDAY[日本版]

5. 米4大テレビネットワークのFoxは、視聴者データを蓄積し、広告主が利用できるDMPを将来的に導入すると発表した。CM在庫取引がプログラマティック(コンピュータで自動化された)でされ、オーディエンスセグメントベースのバイイングが可能になるという(WSJ)

6. LINEメディアアカウントプラットフォーム、地方紙を中心とした22媒体を追加へ。ヤフー・ジャパンの牙城に挑む(DIGIDAY[日本版])

7. 資生堂ジャパン、マーケティング本部長(CMO)音部大輔氏「あらゆるビジネス・アクションには、本来、達成すべき目的があります。そのような目的のない仕事というのは、やらなくていい仕事です」(DIGIDAY[日本版])

8. IDCのリサーチャーは、2020年までに半数の企業が、コンピューターが自ら学習、思考し、膨大な情報源から大量のデータを統合、分析する「コグニティブ・コンピューティング」を、マーケティングで採用すると予測している(Marketing Land)

9. 連邦取引委員会(FTC)がインフルエンサー・マーケティングを摘発。Lord & Taylorを、広告表示せずペイドのソーシャル投稿、ネイティブ広告を展開したとして、罰則を課す見通し(アドウィーク)

10. VMLの日本法人の代表と、株式会社FICCの代表取締役を兼務する、荻野英希氏「衰退するマスメディアからデジタルメディアへのシフトを成功させるために、より洗練された効果測定の能力を身に付けましょう」(DIGIDAY[日本版])

Written by 吉田拓史
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