週末に復習したいデジタルマーケティング業界10のトピック【2016年2月第3週】

今週はもっとも大きなニュースは、米大手テレビネットワークNBCUがテレビCM在庫のプログラマティック取引を今秋開始すると発表したことだ。全米最大の衛星・ケーブルテレビ網、コムキャストが保有する、テレビネットワークがプログラマティックTVに踏み出した意義は大きい。多くのブランドがテレビCMとデジタル施策を併用するなかで、TVCM取引のプログラマティック化を求める声も出ていた。来週、DIGIDAY[日本版]はこのニュースに関して詳報する。

1.インスタグラム時代には、ファッションショーはもういらない? ソーシャルメディアのリアルタイム感がファッション業界を激変させている。(DIGIDAY[日本版])

2. Googleが家電メーカーと、スマホやデスクトップから直接ストリーミング動画、音楽を送ることができるTVを開発している。クロームキャストのようなコネクティッドデバイスがいらなくなる?(The Verge)

3. Googleはモバイルウェブ高速化プロジェクト「AMP(アンプ:Accelerated Mobile Page)」で構築されたサイトをモバイル検索に載せた。Facebookは4月から全媒体者に「インスタント記事」の提供を開始予定。ロード時間競争に拍車がかかる。(DIGIDAY[日本版])

4. 電通、プライベート・マーケット・プレイス(電通PMP)で、「Premium Videoシリーズ」のローンチ。高品質なデジタル動画の在庫の供給を目指す。(DIGIDAY[日本版])

5. NBCUは2016年2月24日(米国時間)、テレビCMのプログラマティック取引である「NBCUx for Linear TV」を同年秋に開始すると明らかにした。「プログラマティックTV」が誕生。クロスプラットフォーム出稿に弾み。(DIGIDAY[日本版])

6. Facebook、動画広告に「字幕」を自動追加するツールを発表。オートプレイに合う機能が加わり、再生時間が12%伸びた。(DIGIDAY[日本版])

7. インスタグラム、ビデオ視聴数カウントを表示。人気の勝ち負けが分かれそうだが、バズにもつながるか。(DIGIDAY[日本版])

8. BuzzFeedは初代エグゼクティブ・クリエイティブ・プロデューサー、サマー・アン・バートン氏を起用。同社の全世界のクリエイティブのトップ。バートン氏はネイティブ広告制作、クリエイティブユニット「BuzzFeed BFF」出身。(Adweek)

9. 広告ホールディングス世界6位ハバスの2015年通年の売上高は前年比17.3%増、21億8800万ユーロ(約2700億円)。2015年のオーガニック成長率(M&Aや事業売却を除いた、既存事業の成長率)は5.1%。売上高総利益率は昨年度比0.4%増の14.4%。(ハバス)

10. オラクルは次に何を買う? イスラエルのクラウド・スタートアップ、ラベロ・システムを買収へ。買収額は5億ドル(約550億円)、情報筋。(DIGIDAY[日本版])

Googleがモバイルウェブ高速化プロジェクトを本格始動させた。Facebookは4月より「インスタント記事」を全媒体社に開放する。スマホは速く、快適になる。Facebookは動画広告への字幕や、インスタグラムの視聴カウントを表示、メッセンジャーの収益方法の検討などさまざまなオプションを出している。GoogleとFacebookの競争はめまぐるしいばかりだ。

Wrriten by 吉田拓史
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